卒業の余韻

卒業式は泣かなかった。司書の資格は取ったが何の感動もなく、新校舎は人が沢山で入る気を失くす。ただ、友人やサークル連中と群れていただけだが、非常に楽しかった。名残惜しくも別れる人、中には会えなかった人もいたが、一通り別れを済ませ、サークル連中と軽く食事を済ませた後に、行きつけの居酒屋に入る。後輩からの色紙やプレゼントには込み上げるものがあった。ありがとう、大切にします。良いサークルに入れたなと改めて実感していたが、時間はあっという間に過ぎた。これから自分がどういった人生を歩むのかは、はっきりしていないが、後輩達が望む限りは出来るだけ飲み会やその他の催し物に参加できればと願う次第で、どうかこれまで大学で関わってきた人とは永く永く付き合っていきたい。