無計画もほどほどに。その3

まさに悪路。昔、北岳間ノ岳に登るため広河原というところまでタクシーで行ったがそこの悪路以上に酷かった。何箇所も崩落や落石の形跡が見られ、カーブも多く視界が利かない。警笛鳴らせの標識が非常に使える場所だなと思わず関心してしまうくらいだった。昼過ぎということもあり、3台ほどすれ違ったが、正直これが一番怖かった。よけられるスペースがない時があって、無理矢理山側に避けて車的にも自分的にも非常に痛い思いもしたし。ちなみに速度は出せて20キロちょいだったので、この20キロ近くある林道は登山口まで1時間半ほどかかった。・・・まさに地獄。ようやく登山口に着いた時はまだ登る前だというのに疲れていた。
今回は栗原川林道の様子を見に行くだけ、つまり下見のつもりだったため2人とも登る気はほとんど無かったわけで。主に私はエアリアと水。カインさんは食料と水を忘れ、山に行く準備は明らかに不足していた。だけど個人山行。しかも体力馬鹿のOB2人組みとあって気にもせず若干の水(ジュースともw)と食料でアタック開始。あまりに無謀かと思われる今回の山行も片道3時間の登りを1時間40分(休憩含む)で登り、帰りは1時間弱で降りたことにより問題無く終えることが出来た。なんかあっさりと登山の部分を書いてしまっているが、沢沿いをずっと登る結構楽なルートで危険箇所もほとんど見当たらない初心者向きの山だったため拍子抜けしてしまった感があるためである。詳しい事は機会があれば書く方向でwそんなわけで15時くらいに下山した私たちは、日が暮れる前にと、またあの地獄道を戻るのであった。
その4に続く。