新日本百名山

何気なく本屋で目に留まった今回の2冊。日本百名山といえば言わずと知れた深田久弥だが、この新日本百名山を制定したのは、岩崎元郎。中高年の登山ブームでの、百名山での中高年の事故が目立つようになってきたため、改めて岩崎氏が選び直したのがこの新日本百名山。中身は深田百名山と半分以上が被っているが、新たに選ばれた山には、由布岳や沼津アルプス、白神岳などの百名山ではないもののメジャーな山から、神津島の天上山や佐渡のドンデン山といった意表をつきすぎの山、燕岳や唐松岳農鳥岳といったメインの前の前菜みたいな(w)山までバリエーションはかなり豊富。まだ認知度はかなり低いと思われるこの新日本百名山だが、この時季から登れる山も結構多いので、冬山が無理でも早く登りたいと思っている自分にとってはこの百名山は非常に有難い存在。少なくとも5月下旬くらいまでは登るのを控えようかと思っていたが、今月中にもこの新日本百名山のどこかの山に行こうかと考えている。徐々に徐々に楽な山からステップアップしていき、夏連休が取れたら、2年ぶりの北アルプス縦走に挑戦したい。