第一関門突破?

とりあえず蓼科山制覇。・・・でも、正直やってはいけないルートで登頂w マイカーだからできる夢の平林道からのアプローチで7合目から登るという、蓼科山のなかで一番楽なルート。途中(といっても頂上付近だが)小屋も二つ存在し、道も安定しているため、まさに初心者向けルート。ただ、距離が短い分それなりに登らされるため、初心者でも体力のある人向けだとも言える。前回登った男体山に比べてかなり楽だったが、今回もそれなりに飛ばして登ったためちょっと疲れた。頂上から八ヶ岳主峰の赤岳をば!・・・と思ったが雲が掛かってしまい今回も景色を望むことができなかった。青空も見えとても良い天気だっただけにちょっと残念。そんな蓼科山だったが登っていて一つ驚いたことがある。それは登山者。楽なルートとはいえ、しっかりとした山道のためそれなりの用意は必要な蓼科山だが、登山者の中にはスニーカーでジーンズとまるで旅行してるかのような格好の人が結構多かった。週末で連休ということもあり、白樺湖周辺は観光客がかなりいたが、さすがに蓼科山に登る観光客はいないだろうと思っていただけに意外だった。まぁ、そういう格好で登ってるからには、やはり山慣れしてないのは当然で、皆様大層辛そうに登っていらっしゃいましたがw
蓼科山を下山した時、ちょうど昼時で時間も余裕があったため、温泉には行かず、ビーナスラインに乗っかって一路美ヶ原へ。当然目指すは高原美術館などではなく、もう1つの百名山、美ヶ原高原王ヶ頭である。あそこを山と捉えるのは結構抵抗感があるが、こんな機会でもなきゃ行ける場所でもないため、頑張っていくことに。本当に良い天気で途中の車山高原などは寄りたい衝動に駆られたりもしたが、高校の遠足で行ったことがあるんで、今回は通過。ビーナスラインはそれなりに楽な道だが、週末ともなるとやはりこういった山道に慣れないドライバーが急増し、結構イライラしたり眠くなったりと大変だった。やっとの思いで美ヶ原に到着。王ヶ頭ホテルなる建物の裏側に頂上がありなんとも言えない複雑な気分にはなったが、高原歩きは非常に気持ち良かった。
帰りは松本の市街地にある、美ヶ原温泉に寄ってから帰った。それなりに出費が痛い今回の山行だったが、行くところには行けたので良かったかな。