雲の気まぐれに

磐越道磐梯山SAで一夜を明かして宿泊代を節約w 朝は4時に起きるつもりが1時間も寝坊。起きて外を見ると見事に霧で覆われていて、目の前の磐梯山の麓すら見えず。まぁ、ここまで来たのだからどんな天候でも行くつもりではあったので、とりあえず再び磐梯山ゴールドラインへ。料金所には人がいて、料金を払おうとしたら、「朝早いから、お金はいいよ。」などと言われ、730円も掛かる道路をタダで通らせてもらった。・・・いいのか?そんな管理で?ラッキーな思いをしつつ、そのまま進んでいくと日が差してきて、晴れてきた。そしてお目当ての磐梯山もくっきりと姿を表し、下がっていたモチベーションも一気に上がってきた。登山口となる八方台は、駐車スペースが若干広かったがそれなりに車が来ていて、入れてみると意外狭く感じた。さすがマイカー登山で一番ラクなルートだけあって、家族連れの登山者が目立った。登山口の『熊出没注意』の看板にビクつきながらも6時に出発。自分よりも先に出発しているグループがいくつかあったため、結構気は楽に進めた。道は樹林帯をひたすら登る感じで、この日は曇っていたこともあり、気温も高くなく蒸し暑くはならなかったが、夏場は結構キツイかもしれない。途中に中の湯という温泉跡地があるが、今も湯は出ているみたいで、管理されてないのが惜しまれるところ。ひたすら登ること1時間。コースタイムより40分早く弘法清水小屋に到着。稜線に出たわけだが、全開でガスっていて、こりゃ駄目かな・・・などと思っていたが、頂上を見上げてみると晴れているではないか。チャンスと思い、そのまま休まず頂上へ。頂上は見事晴れていて、景色は360℃視界を遮る物もなくまさに絶景。ただ、下の方は雲が掛かっていて期待していた猪苗代湖は全然見えなかった。しばらくは休憩してたが、気づけばどんどん雲が掛かってきていて、周りもだいぶと見えなくなってきていて、本当急いで登っといて良かったとは思った。この後の天気を考えるともしかするとこの日晴れたのはこの時間帯だけだったのかもしれないんで。登る途中にかなりの人を抜かしていったので、実質上この日1番乗りとなったらしく、頑張った甲斐があった。頂上から降り、弘法清水小屋の湧き水を飲み、小屋でキーホルダーをと思ったが、小屋n中にはなんか酔っ払ったおっさんが一人。買おうにも「それ買うの?俺小屋の人間じゃないからわかんないよ!」と言われる始末。・・・じゃあ、小屋の人間はどこへ行った?まぁ、値段は貼ってあったし、ぴったりの金額を渡せたので問題無かったが、純粋に客商売のできない状態で小屋開けとくなよ・・・。小屋を後にし、降りる最中かなりの団体登山客に何度も出くわした。夏休みだからというのと、磐梯山知名度に加え、この日が日曜日ということもあり、正直早く登っておいて良かったと更に思い、あの酔っ払いのおっさんしかいなかった弘法清水小屋がすごく心配になりながら下山した。
安達太良山はまた後で書きます。