ガイドがいれば問題無いなんてとんでもない。

北海道の山々へは、憧れがあるものの時間が作れず、行く機会が無い。


トムラウシ大雪山知床半島羅臼岳利尻島利尻山



本州に住んでる登山家からしてみれば、百名山の宝庫だし、いつかは行ってみたいと誰もが思うだろう。




今回の事故は、悪天候の中、強行したために起きたらしいが、正直なんで??という思い。


滅多に行く機会の無いところだから強行したのかね?


自分も大学時代に悪天候、強風の中色んな山を経験してきたが、正直良い思い出は少ない。

そして、そんな悪天候の登山では、滅多にツアーの登山客とは会わない。


槍ヶ岳の山荘で、悪天候時に小屋で少し休ませてもらってたとき、団体客が槍ヶ岳を断念する話を聞き、ここまで来て登れないのは辛いだろうと思ったが、この天候じゃねぇ・・・と安堵してるツアー客もいた。


こういうときのツアーガイドの判断というのは、非常に大事なんだと改めて思う。



慣れてる人、登ったことのある人なら、ある程度はツアーガイドに中止や行程変更などの訴えを申し出ることが出来るが、登ったことの無い山をツアーガイド且つその山に対しての経験者が大丈夫と言ってしまえば、ツアー参加者はその言葉を信用するしかないわけで・・・。



中高年の登山者ということで、色々と配慮しなければならないことは多かったはず。北海道問わず、夏山でも基本フリース程度でも防寒具は必須。
どれだけの装備で山に臨んだのかは知らないが、最低限持っていくべき装備を持っていけば、もっと被害は防げたのではと、どーしても思ってしまう。
ツアーガイド担当者は登る前に、参加者の装備をちゃんとチェックしたのだろうか?悪天候なら悪天候に対する準備はもっとしっかり行われて然るべきだし、それに対しての準備や心構えが不十分なら行くべきではない。


こういった防げる可能性を持った登山事故というのは本当悲しいものがある。


こうした悲劇を繰り返さないためにも、ツアー会社はしっかりと対応していってほしい。