貧乏旅行者にとっては不便に

青春18切符20周年を記念して、今回は8000円で18切符を提供するなんて珍しくも太っ腹なJRかと思いきや、やはりそれなりに手をうってきた。貧乏旅行定番の18切符で、関西方面に向かう人間なら誰しもが知っている「ムーンライトながら」のダイヤ改正。小田原より一部自由席だったのから豊橋まで全車指定席になり、出発時刻も40分程早くなった。ながらの常時混雑と出発時刻が遅いという問題の解消にはなったが、今回はデメリットの方が強い。まず、

  1. 出発時間が早まっても大垣に着く時間は変わらず。東京に着く時間は若干遅くなった。
  2. 全車指定席のため、事実上満席の場合夜行での首都圏〜中京圏の行き来が不可能になった。
  3. 出発時間が早まった事により、日付変更が横浜から小田原に変更。18切符利用者で、東京からながらに乗る場合は450円ではなく、1450円必要となる。

立ち客鬱陶しいとか、出発時間を早めてくれなど、指定席をゲットしている方々の苦情を漸く聞き入れた形となったわけだが、これにより利用客が激減することは間違いないだろうと私は思う。いつまとまった休みが取れるかまったくわからない私にとっては、当日仕事あがりでそのまま小田原から無理矢理乗り込んで向かうことが出来なくなったので、正直痛いとしか言い様がない。最近は夜行バスで4000円程度で大阪まで行く便利な交通手段も増えているため、そちらも視野に入れつつ今度の連休の事を考えよう。