ともかく寒かった〜!

結局ありつけたのは16時過ぎだった。7時で100人、8時の時点ですでに200人近く並んでいたと言われていて、300食まで100食というところで並んだので案外ギリギリだったのかもしれない。9時30分には売り切れと後で知ったのだが、気持ち油断させずに来て良かったとつくづく思った。一人だったので動けず状況がまったく掴めなかったものの、ひたすら我慢で並んだ。やはり東池袋大勝軒客の回転率の悪さにかけては相変わらずで、今日は加えて報道陣も殺到していることから、いつも以上に待たされた感があった。いつもは10分くらいで2、3歩進むといった感じなのだが、今日は20分くらいで2、3歩進むといった感じで、全く前に進まず昼過ぎまでは日差しのおかげある程度寒さは凌げたが、午後に入り大勝軒の目の前に鎮座している超高層ビルに日がすっぽりと隠れてしまい、風も出てきて非常に寒くなってきた。お店の方が気を利かせてくれて、途中でカイロや暖かいお茶をタダで支給してくれてかなりラクにはなったので、こういった心遣いに感謝しつつはやる気持ちを抑えひたすら辛抱して待った。15時過ぎ、店横の自販機まで来た時、ラーメンの神様こと山岸一雄氏が登場。報道陣もかなりざわつくようになり、店前はかなりの人でごった返した。ようやく店内に入れたのは16時10分前くらい。店内ではカメラマンが厨房で引っ切り無しにカメラを回し続けていて居心地わるそうな客もちらほらと。落ち着かない雰囲気の中だったが、待たされて8時間。結構お腹が減っていてそんなことも気にせず来た時はがつがつと周りをきにせず食べた。食べ終わった時、もう食えないのかと思うと、3回程度しか来ていない自分でも少し感傷的になってしまったわけで、スープの味をしっかりと舌で覚えてから店を出た。
寒かったし、そこまでして並んで食べるものかと誰もが思うかもしれないが、まぁ食べてみれば来て良かったと思えたし自分としては満足。そこらの繊細な味付けの高いラーメンなんかよりは全然こっちの方が自分には合っている気がするし。しばらく大勝軒に行く機会は無いかもだが、池袋による機会があれば、今度は後継店である南池袋大勝軒にでも行くとするかな?