屋久島旅行その1。

先週の屋久島旅行。まず、はじめに今回の屋久宮之浦岳トライは、失敗したこと先に報告します・・・orz


初日は、東京は晴れだけど、九州はこの日に入梅を発表し、天気も雨。

今回はツアーにも申し込めずで、高い出費となるが、鹿児島までは飛行機で向かうことにしていて、実は一人で飛行機に乗るのはこれが初めてだったりするわけで、羽田ではちょっと手続きに悩まされたりした。


鹿児島空港では到着後、そこから屋久島行きの飛行機に乗り換えることになっているが、なんと旅行会社の手違いで、実はチケットが入ってなかったことがこの時点で発覚(東京からのチケット1枚でまとまっているものだと思っていた)。料金は払ったし、席も確保してもらっていたので、手続きの際に身分証明書を提示し事なきを得たがちょっと焦った・・・。

鹿児島空港は曇りだったけど、離島はどこも天候が悪いらしく、最悪降りられないかもしれないとのアナウンスがあり、船に乗り換えるか悩んだが、このときは、屋久島でのバスでの移動のことも考えてたので、予定通り飛行機で。


屋久島行きの飛行機。プロペラすげー。


屋久島空港到着。すんごい雨と風で、降りた瞬間かなり濡れた。ロビーは、どこぞの地方の少し大きな駅を彷彿させてくれる雰囲気で、土産屋と奥に喫茶があり、そこそこ過ごしやすい。


今回アタック予定だった宮之浦岳へは、紀元杉行きのバスに乗り、終点の紀元杉から歩いて淀川登山口より入山し、この日は淀川小屋で1泊予定だった。



・・・が、その登る予定だった淀川登山口がなんと橋の崩落危険のためこの日より通行止めと屋久島空港出口にポスターが貼られていてびっくり。慌てて、近くの観光案内所に問い合わせて、確認。どーやらマジらしい。

となれば、ルートを変更するしかない。淀川からのルートでもう一つ、ヤクスギランドから向かうルートがあるが、ここは道が不明瞭な部分が多いとエアリアにあり、この天候の中突っ込むのは危険なんで断念。有名な荒川登山口は、近場に小屋がないため、論外。となれば、白谷雲水峡より入り、白谷小屋で1泊し、そこから目指すのがベストだということで、ルートを変更し登山届けをここに提出。
バスも宮之浦港まで行き、そこから白谷雲水峡行のバスで入ることになり、結局大金払って飛行機で来た意味がなくなり、結構この時点で涙目な私・・・。

白谷雲水峡へは、14時頃に到着。もののけの森で有名だし、ちょっとはモチベーション上がっていたけど、ここでも問題が・・・。
管理小屋のオバチャンに白谷小屋の状況を確認したところ、その前の渡渉ポイントがこの雨で渡れなくなってるから、諦めたほうが良いと言われてしまった。


↑水のしぶきからもかなり増水してることがわかったが・・・。

しかし、それはあくまで観光客に対しての警告。実際そこまでオバチャンが見に行ってるわけでもなし、実際自分の目で見てみないことには納得できないということで、そのポイントまで行ってみる事に。この日は山小屋泊まりを予定していたし、宮之浦岳目指すならこの日の内に山の中には入っておきたいという気持ちが強かったのと、これ以上の予定変更、この日の宿探しはこの雨で低下しまくってるモチベーションが許してくれそうもなかったんでw

途中、白谷雲水峡のトレッキングツアーのガイドさんに確認をとりつつ、ポイントに到着。


・・・うん、なんとか行けそうな感じ。ちょっと悩んでしばらく行けるポイントを慎重に探し、最後対岸まで少し感覚の開いてるところを助走をつけてジャンプ・・・!

が、滑って体制を崩し、川に落ちてしまった・・・!岩を両手でガッチリと掴んでたため、流されることもなく上がることができたが、危なかった。


腰の位置まで水に浸かってしまったため、下半身はずぶ濡れ。ウエストポーチの中にも思いっきり浸水してて、この段階で携帯がぶっ壊れてしまった。

無茶した代償は存外重く、白谷小屋到着も時間の感覚が掴めず、火器も持ってきてないため、服を乾かす手段もなく、この日はかなり苦労した。

長くダラダラ書いてしまったので、今日はここまで。


ちなみにデジカメも濡れたのが原因か、かなりぶれた感じの写真が多く、メインのもののけの森とか、縄文杉がちゃんと撮れてなかったんでショックですた・・・orz