実に、10年ぶり。
昨日、南アルプスの名峰、甲斐駒ヶ岳に北沢峠より日帰りで登ってきました。
2001年の大学1年生の時、11月に間ノ岳にサークルの公式山行で登って以来、実に10年ぶりの南アルプスとなりました。
前日に、伊那の古刹・仲仙寺の御坊様より、有難いご助言をいただき(大学の先輩です)、登ることを決断。
今年3月に肺気胸で入院し、飛行機や山など、急に高いところに行くと再発の恐れがあると言われ、3000m峰はなんとなく怖くて行く気になれなかったけど、先月の焼岳登山でちょっと自信を取り戻し、その自信と南アルプスへの憧れが最終的な後押しになりました。
深夜から車で中央道を突っ走り、伊那の仙流荘のバス停より、北沢峠まで(北沢峠はマイカー規制で車では行けません)
北沢峠に9時過ぎに到着。バスの中で運転手のおっちゃんが、色々話してくれて、1時間の長いバスも飽きずに来れた。
ここから、仙丈ヶ岳か甲斐駒ヶ岳か、それともバスを乗り換えて広河原へ向かうかになるけど、見事にバラけた感じ。
仙水峠。ここから甲斐駒ヶ岳の荒々しい山容を見上げつつ、地獄の急登開始w
駒津峰までは苦しい登りだけど、こういった木々の色付きが心落ち着かせてくれる。
駒津峰。登りきった感があるけど、ここから甲斐駒ヶ岳まではまだまだ。
駒津峰を過ぎ、痩せ尾根を通っていく。落ちたらまぁ、運良くても重症かと。
感無量の山頂。ホント、雲が一切出ない快晴で、富士山も甲府盆地も八ヶ岳もバッチリ拝むことができた。
今の実力では到底行けないだろう鋸岳への道。誰か連れてってくれないかなぁ。
久々の高い山で、高山病にかかってしまい、摩利支天を断念してしまったのが心残りかな?
クタクタになりながらも北沢峠には14時50分に到着。
15時に出るバスに間に合ってしまい、帰りは、高遠にある温泉でまったりすることができた。
フェイスブックでもテンション上がって写真を投稿しまくってるけど、久々に登り応えのある山で、さすがは南アルプスと思わざるを得ない。