鈴木建の引退試合では、ファールフライをあえて捕らなかったり、佐々岡と引退試合ではホームランを放ち男泣きするなど、ここ終盤で話題に事欠かない村田修一。36号を打ち、高橋由、ウッズを抜き単独キングとなったが、後2試合のヤクルト戦では、ガイエルとの一騎撃ちとなる。1本差で2試合、並ばれるも突き放すも抜かれるも充分考えられるだけに、村田とガイエルの打席には注目が集まると思う。横浜からすれば、村田がHRキングになれば48年ぶりの快挙となるわけで、クライマックスシリーズを逃した今、注目すべきはまさにこれにあるだろう。是非にも村田にタイトルを獲ってもらうべく、特に投手陣は被弾しないよう死力を尽くしてもらいたいものだ。