九州ドライブ6

早いもので5月。今日は、ホントなら伊勢の朔日参りに行く予定をたてていたのですが、九州ドライブでの出費が予想以上に激しかったため、今回は自重する方向で。



さて、前回の続きから。


国東半島の中心から離れ、国道10号線に合流。お次に向かったのは杵築。



最初は杵築城。このお城、海沿いではあるんだけど、高台に立っていて篭城戦でも活躍したそう。



近年に再建された定番のお城もどきの資料館なんだけど、最上階からは杵築の町や海を一望でき、中々に良い景色を堪能させてもらった。




杵築といえば、坂の城下町。やっぱこの景色は見ておかないと。ちなみに坂下の方が商人たちの町、坂上には武家が住まう形で上手い具合に住み分けていたのだそう。



町には、至るところに武家や商人の家が残っていて、歩くだけでも城下町の雰囲気を存分に楽しめる。


着物のレンタルも。カップルさん達に人気みたいで、平日だったけど一組見かけることができた。後、別府が近いことからか、外国人の観光客も何人か。




武家屋敷は数件、中を公開してるところがあり、お城とセットでの入場券を買っていたため、数件中を見させてもらった。
中には案内人さんがいて、家の由来や建物の説明などもしてくれる。



ゆっくり回っていたこともあってか、15時半。昼飯を気にする暇もなく、慌しく杵築を出て、いよいよ別府へ。

大学時代に別府は行った事があるが、その時は観光とかで寄ったのではなく、九重山に行くバスに乗り換えるために立ち寄っただけで、観光らしい観光は全くしていなかったので、地獄巡りは結構楽しみ。



まずは竜巻地獄へ。ホント運良くちょうど吹き出ている時に入ることができた。一昨年、栃木の川俣温泉の間欠泉を見に行った時のイメージを完全に覆す噴出っぷり。噴出時間が10分に対し、休止時間が3、40分とあってかかなり待たされるので出ていてホントラッキー


竜巻地獄のすぐ隣にある、血の池地獄。ある意味ここに来て初めて別府に来たなぁと実感。池の色自体はそんなオドロオドロしたものではなく、透き通っていて綺麗。




車で10分ほど移動し、かまど地獄へ。ここは6種の池があり、それぞれ色や形が違ってて面白い。


常駐してるガイドさんがいて、タバコの煙を池に反応させての池の煙の実演を見せてくれた。火を当てるのではこの煙は出ないそうで、面白い実演だった。


最後に海地獄。これとは別に赤色の池や熱帯植物園があったりとそれぞれの地獄ごとに池だけではなく、動物園だったり庭園だったりと全部見ようとすれば、おそらくは5、6時間はかかりそうな感じ。
外国人観光客に、ツアー団体客と夕方にも関わらずかなりに人手でさすがに世界的にも有名な観光地なのだと改めて実感。


地獄巡りは全て回ってないので、それは次回大分に来たときの楽しみに取っておこうかと。




別府の温泉を楽しむ前に、いい加減朝からロクに食べていない胃袋を満たすため、別府冷麺の胡月へ。
別府で冷麺というのも不思議な感じだったけど、さっぱりしてて美味しく、夏場に来たらもっと食が進みそうな冷麺だった。



ついでに別府駅も。大学時代この愉快なおじさんの銅像は気付かなかったなぁ。



明礬温泉湯の里。この温泉に入る前に・・・。



湯の花を製造している工程がタダで見れる施設を見学。無形民俗文化財にも指定されていて、これだけを見に来る人や湯の花を買いに来る人もいて、ここも中々の人出。



温泉でまったりした後は再び別府市街に戻り、今度はもう一つの別府名物とり天を食べに東洋軒へ。


一見鳥のから揚げに見えなくもないけど、これがとり天。酢醤油でいただくけど、さっぱりとしていて旨い。
ちなみにとり天の定食もあったけど、個人的には、中華料理屋入ったんだからと、五目焼きそばを注文。こちらも中々に旨く、量の多さも気にならず、平らげることができた。



結構密度濃く周っていたこともあってか、肉体的にも精神的にも結構疲れていて、この日は、別府インターより再び別府湾サービスエリアに寄り、そこで仮眠をとることに。




後、残すは最終日のみ。長く書いてますがもうしばらくお付き合いくださいませ。